【初心者でも簡単】ConoHa WINGの契約からワードプレスの設定まで手順を細かく解説

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ConoHa WINGの契約からワードプレスをインストールするまでの流れ

今回はわたしが導入したレンタルサーバー ConoHa WINGの契約からワードプレスの設定までの手順について解説します。

こんな人に読んでほしい
  • ConoHa WINGの契約からワードプレスのインストールまで手順を確認したいかた
  • ワードプレスのインストールに関する注意点を知りたいかた
この記事の目次

ConoHa WINGでブログをはじめるまでの流れ

STEP
ConoHa WINGに申し込む
STEP
独自ドメインの取得
STEP
ワードプレスのインストール
STEP
管理画面にログイン【設定完了!】

ConoHa WINGのおすすめポイント

長期プランの割引

ConoHa WINGでは3ヶ月以上の利用で利用料金が割引になる「WINGパック」が用意されています。
最低契約期間が、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月といった具合に契約期間が長くなるほど月額料金が割引になるしくみです。
さらに独自ドメインが1つ永久料無料で利用することができます。

WINGパック料金表

これからブログをはじめるかたにおすすめのプランです。

スクロールできます
契約期間月額割引率年間コスト12ヶ月契約との差額/年間
3ヶ月1,100円8%13,200円+4,560円
6ヶ月1,000円16%12,000円+3,360円
12ヶ月720円40%8,640円0円
24ヶ月680円43%8,160円-480円
36ヶ月640円46%7,680円-960円
2020年10月18日時点

長くなるほど月額費用は安くなります。
どのプランも契約期間を12ヶ月以上にすると割引率が大きくなります。
ただし、12ヶ月契約より長期の契約は割引率が3%ずつと小さくなるので、24ヶ月、36ヶ月契約を選ぶメリットは少ないと思います。

割引率と長期契約のリスクバランスを考えると、契約期間は断然12ヶ月がおすすめです。
ConoHa WINGの料金はよく変わるので、最新の料金は公式サイトで確認してください。

ConoHa WINGパック料金表

サーバーの処理速度

ConoHa WINGはレンタルサーバーの中でも非常に速いといわれています。
わたしがConoHa WINGを使用しているブログの表示速度について簡単な速度調査をしてみましたが、同じく速いといわれているエックスサーバーと互角の表示速度でした。

管理画面の使いやすさ

ConoHa WINGは『必要な機能をシンプルに、わかりやすく提供する』をコンセプトにはじまったサービスだけあって、管理画面は非常にシンプルで誰でも操作しやすい工夫がされています。

わたし自身レンタルサーバーを選ぶ際、ConoHa WINGにするかエックスサーバーにするか最後まで悩みましたが、最後は使い勝手の良さが決めてとなり、ConoHa WINGで契約することにしました。

ConoHa WINGに申し込む

ここからConoHa WINGに申し込むための手順について解説していきます。

お申し込みページへ

ConoHa WINGの公式サイトから申し込みページに行きましょう。
赤枠のボタンを押してください。

ConoHa WINGサイトトップ

アカウントを作成

ConoHa アカウント作成
  1. メールアドレスを入力
    登録完了通知が届きます。
  2. 確認用メールアドレス
  3. パスワードを入力
    <注意>
    ・最低9文字以上の長さで
    ・次の文字パターンを最低1文字以上ずつ使用する必要があります。
     ーアルファベット大文字(例 ABC)
     ーアルファベット小文字(例 def)
     ー数字(例 123)

すべて入力したら「次へ」を押してください。

ConoHaアカウントの登録完了

登録したメールアドレスにConoHaアカウントの登録完了が届いています。
ConoHaアカウントのIDが記載されているので控えておきましょう。

ConoHa 申し込み完了メール

プランを選択

ConoHa WING プラン選択

1.料金タイプ WINGパック一択です!

WINGパック(オススメ!)
・通常料金

WINGパックにすると、長期契約割引&無料独自ドメインがつきます!

2.契約期間 12ヶ月がおすすめ!

契約期間が長くなるほどお得になりますが、特に6ヶ月から12ヶ月の割引の幅が大きいです。
ブログをはじめたばかりのかたには12ヶ月プランをおすすめします。

ConoHa WING 料金表にジャンプします

3.プラン ベーシックで十分!

次の表はConoHa WINGのプラン比較表です。
もっとも安いベーシックプランでも十分なスペックです。
これからブログをはじめるかたはベーシックプランを選びましょう

ベーシックスタンダードプレミアム
SSD250GB350GB450GB
転送容量目安4.5TB/月5.5TB/月6.0TB/月
ドメイン無制限無制限無制限
データベース無制限無制限無制限
初期費用無料無料無料
2020年10月18日時点

4.初期ドメイン

初期ドメインはこの後取得する独自ドメインとは別物です。
ブラウザのアドレスバーに表示されることもないので、好きな文字を入力してください。
使える文字は半角英数字です。

5.サーバー名

最初から入力されている文字列のままで問題ないです。

WordPressかんたんセットアップを利用しないかたは、これにてプラン選択が完了です。
「次へ」を押してください。

【利用しない場合は飛ばしてOK】 WordPressかんたんセットアップ

ConoHa WordPress かんたんセットアップ

1.WordPressかんたんセットアップ

利用するを選択

2.作成サイト名

サイト名を決めましょう。

3.作成サイト用新規ドメイン

ここで独自ドメインを取得できます。
WINGパックなら1つの独自ドメインが永久無料です。
WordPressかんたんセットアップを利用しなくても後ほど別画面で取得可能です。

4.WordPressユーザー名【要注意!】

WordPressの管理画面にログインするためのユーザー名を決定します。
ユーザー名は一度登録すると変更できません!
間違えないように慎重に入力しましょう。

5.WordPressパスワード

WordPressの管理画面にログインするためのパスワードを登録します。
なるべく長く、自分以外の人が想像できない文字列にしましょう。

6.WordPressテーマ

WordPressの基本デザインを決めるテンプレートを購入することができます。
SANGO、JINが割引価格でお得です。

これにてプラン選択が完了です。
「次へ」を押してください。

氏名 生年月日 所在地 連絡先を入力

入力情報に間違いないことを確認して次へ進みましょう。

ConoHa お客様情報入力

本人確認

本人確認のため電話番号を入力してください。

ConoHa SMS/電話認証

入力した電話番号にSMSもしくは音声通話で認証コードを取得できます。
取得した認証コードをそのまま入力すれば本人確認完了です。

ConoHa 認証コード入力

お支払い情報を入力

お支払い方法はクレジットカードとConoHaチャージが用意されています。

ConoHa お支払い方法

ConoHaチャージは事前に入金した金額分のみサービスのご利用が可能となる、前払いタイプのお支払い方法です。
支払方法は次の5つです。

ConoHaチャージ お支払い方法

ConoHaチャージで支払う場合、チャージを忘れるとサービスが停止することになるので注意が必要です。
クレジットカード払いなら自動的に支払いができるのでサービス停止の心配もありません。
特に差し支えなければクレジットカード払いにすることをおすすめします。

なお、クレジットカード払いではデビットカードで登録することはできませんのでご注意ください。

お支払い情報を全部入力したら「お申し込み」を押してください。

ConoHa WING 申し込み

これでConoHa WINGへのお申し込みは完了です。
すると「無料独自ドメインを設定しますか?」というメッセージが表示されます。

ConoHa WING 無料独自ドメインを設定しますか?

独自ドメインの取得方法についてはこの後ご説明します。

独自ドメインの取得

ドメイン新規取得を選択

ConoHa WING申し込み完了後に表示される次の画面で「ドメイン新規取得」を選択し、「追加する」を押してください。

ConoHa ドメイン新規取得

取得したいドメイン名を検索

検索窓に取得したいドメイン名を入力して検索します。

ConoHa ドメイン名検索

例えばcoconi-ryuuryokuで検索すると、coconi-ryuuryoku.comやcoconi-ryuuryoku.netなどのドメインが一覧で表示されます。
すでに誰かが同じドメインを取得している場合は、カートに追加することはできません。

ConoHa ドメイン カート追加

「カートに追加」を押すと画面右上のカート枠に追加されます。
ConoHaでは、デフォルトでWHOIS代行設定済みとなっていますがこれを削除してしまうと、ドメインの所有者の名前や住所がWHOIS情報で公開されてしまいます!
WHOIS代行設定をしておけば、ConoHaの名義で公開されるので、ドメイン所有者のプライバシーが守られます
WHOIS代行設定は無料ですのでカートにいれたままにしましょう。

ドメイン所有者情報の登録

ドメイン所有者情報を入力します。
ローマ字で入力することに注意してください。

ConoHa ドメイン所有者情報登録

WHOIS代行設定がされていると赤枠で囲ったメッセージが表示されます。
必ず確認するようにしてください。

例:住所の英語表記
東京都 Tokyo
北海道 Hokkaido
京都府 Kyoto-fu
沖縄県 Okinawa-ken
千代田区 Chiyoda-ku(”-“つけ忘れましたが、無事通りました…)
横浜市 Yokohama-shi
ライオンズマンション Lions-Mansion
901号室 #901

日本表記の住所を英語表記に変換してくれるサイトがあるので活用しましょう。
住所を英語表記に簡単変換 – 君に届け!

入力情報に間違いがないことを確認したら「次へ」を押してください。

「決定」を押して独自ドメインを確定

ConoHa ドメイン取得申し込み

「決定」を押すと取得したドメインのサーバーへの紐づけがはじまります。

ConoHa ドメインサーバーセット中

紐づけは数秒で完了します。
次の画面の通りドメインリストに取得したドメインが追加されました。

ConoHa ドメインリスト

取得したドメイン情報を認証

ConoHaに登録したメールアドレス宛に「【重要】[ConoHa] ドメイン 情報認証のお願い」という件名のメールが届きます。

ConoHa ドメイン情報認証依頼メール

期限内にドメイン情報認証の手続きを行わないと取得したドメインでサイトが閲覧できなくなります
すぐに認証してしまいましょう。
メールに記載された赤枠のリンクを押してください。

ConoHa ドメイン情報認証URL

リンクを押すと次の画面が表示されます。

ドメイン情報認証完了

これでメールアドレスの有効性が確認されました。
画面を閉じてしまって大丈夫です。

ちなみにもう一度リンクを押すとすでに認証されているというメッセージに変わっています。

ドメイン情報認証済み画面

ConoHaから「[ConoHa] ドメイン取得完了いたしました」という件名でメールが届きます。

ConoHa ドメイン取得完了メール

以上で独自ドメインの取得手続きがすべて完了です。

WHOIS検索をしてみましょう

ConoHa WING管理画面の「ドメイン>ドメイン(タブ)>ドメイン情報/契約情報」でWHOIS代行設定がONになっていることを確認します。

ConoHa WING WHOIS代行設定

WHOIS検索サイトで取得したドメインで検索します。
WHOIS検索 Tech-Unlimited

WHOIS情報を検索

検索結果の下のほうに次のような表示がされていればOKです。

Tech Name: Whois Privacy Protection Service by ●●
Tech Organization: Whois Privacy Protection Service by ●●

WHOIS検索結果

次はConoHaサーバーにワードプレスをインストール方法についてご説明します。

ConoHaサーバーにワードプレスをインストール

ワードプレスはConoHa WING 管理画面からインストールできます。
手順はとっても簡単です。

アプリケーションインストール画面を開く

「サイト管理>サイト設定>アプリケーションインストール>+アプリケーション」と進みます。

ConoHa WING アプリケーションインストール

最新バージョンワードプレスを選択

ConoHa ワードプレスのインストール(1)

1.アプリケーション

WordPressを選択

2.インストール方法

新規インストールを選択

3.バージョン

旧バージョンはセキュリティが脆弱でブログが乗っ取られる危険があります。
セキュリティの観点から数字の大きい最新バージョンを選択しましょう。

URLとサイト名を設定

ConoHa ワードプレスのインストール(2)

4.URL www有無

「https://」の後に「www」を付けるか付けないかを選択します。
どちらを選んでもSEOへの影響はありません。
わたしはスマホで見る際、ブラウザのアドレスバーにwwwが付いているとせっかく取得した独自ドメインが見切れてしまうと考えたので、「wwwなし」にしています。

5.URL 入力欄

ワードプレスブログをはじめるかたは空欄でOKです。

6.サイト名

好きなサイト名を入力しましょう。

ワードプレスの管理者情報を入力

【要注意】ユーザー名は一度登録すると変更できません!

ConoHa ワードプレスのインストール(3)

7.メールアドレス

普段使用しているメールアドレスを登録します。
ワードプレスの最新情報が届くようになります。

8.【決定したら変更できない!】ワードプレス ユーザー名

ワードプレス管理画面にログインするときに必要です。
推測されにくいユーザー名にしましょう。
繰り返しですが、ユーザー名は一度決定すると二度と変更できません!

9.ワードプレス パスワード

ユーザー名と同じくワードプレス管理画面にログインするときに必要です。
ブログが乗っ取られないように、英数字記号を組み合わせた複雑なパスワードにしましょう。

データベース情報を入力

ConoHa ワードプレスのインストール(4)

10.データベース名

好きな文字列でOKです。

11.データベース ユーザー名

好きな文字列でOKですが、ワードプレスのユーザー名とは異なるものにしましょう。

12.パスワード

英数字記号を組み合わせた複雑なパスワードにしましょう。
またワードプレスと同じパスワードを使いまわさないようにしましょう。

プラグインのインストール

ConoHa ワードプレスのインストール(5)

コントロールパネルプラグインと自動キャッシュクリアプラグインはチェックを付けたままでOKです。
実際に使ってみて不要だなと感じたら、ワードプレスの管理画面からアンインストールすることができます。

ワードプレスのインストールを確認

すべての項目を入力したら「保存」ボタンを押してください。

ConoHa ワードプレスのインストール 保存

すると次のような画面が表示されます。

ConoHa WING ワードプレスのインストール確認

赤枠を押すと先ほどインストールしたワードプレス情報が確認できます。

ConoHa WING ワードプレスインストール完了

インストールしたワードプレス情報が表示されました。
ステータスが稼働中となっています。
無事インストールできたようです。

HTTPS化(独自SSL)を設定する

次は安全なアクセスを提供するためにサイトのHTTPS化を行います。
URLが「http://~」から「https://~」ではじまるようにする設定です。

なぜHTTPS化が必要なのか?

HTTP(Hypertext Transfer Protocol)はWebサーバー間で情報をやり取りする通信手順のようなものです。
HTTPの通信は暗号化されていないため、通信途中で盗聴・改ざんされるリスクがあります。
この問題を解決したのがHTTPSです。
HTTPSはセキュリティ面で次のような特徴があります。

HTTPSの特徴

  • 通信データの暗号化
    通信データの暗号化によって、盗聴から保護します。
  • データの完全性
    データの転送中に、意図的かどうかを問わず、データの改ざんや破壊を検知します。
  • 通信相手の認証
    ユーザーが意図したウェブサイトと通信していることを保証します。

Chromeなど多くのブラウザはHTTPS化していないサイトにアクセスするとアドレスバーに警告を表示するようになっています。
アクセスしたサイトに警告が表示されていれば、ユーザーは不信感を抱き、離脱する可能性が高まります。
ユーザーに安心してブログを読んでもらうために、サイトのHTTPS化は必ず行いましょう。

独自SSLと共有SSLの違い

レンタルサーバーでHTTPS化をする際「独自SSL」と「共有SSL」の2種類の方法があります。

「独自SSL」とは、取得した独自ドメインをそのままHTTPS化することです。

一方で「共有SSL」を適用すると、レンタルサーバー運営元がHTTPS化した1つの親ドメインを各ユーザーがサブドメインで共有することになります。
ひとことで言うと共有SSLで設定した場合、ドメインが強制的に変わってしまいます。

せっかくワードプレスでブログ運営するなら独自ドメインで運営したいですよね?
ConoHa WINGのHTTPS化は独自SSLを採用しているのでご安心ください。

ConoHa WINGで独自SSLを設定する

ConoHa WING管理画面の「サイト管理>サイトセキュリティ>独自SSL(タブ)>無料独自SSL」と進みます。
利用設定の項目が表示されます。「ON」を押してください。
ステータスが「設定中」となります。

ConoHa WING 独自SSL設定

ステータスが「設定中」から「利用中」に変われば独自SSLの設定完了です。

ConoHa WING 独自SSL 利用中

ステータスが「設定中」から「利用中」に変わるまでしばらく時間がかかるようです。
わたしは土曜日iに設定したのですが、月曜日になるまでステータスが変わりませんでした。
もしかしたら、運営会社が手作業で設定しているのかもしれませんね。

かんたんSSL化を有効にする

かんたんSSL化を有効化するとワードプレス内で「http」となっている箇所が「https」に自動で変更してくれます。
何かの手違いで「http」でリンクを生成してしまった場合に自動で「https」に変更してくれる便利機能なので、有効化しておきましょう。

ConoHa WING管理画面の「サイト管理>サイト設定>アプリケーションインストール」と進みます。
かんたんSSL化の「SSL有効化」ボタンを押してください。

ConoHa WING かんたんSSL有効化

画面左下に次のようなメッセージが表示されれば、億時SSLの設定が完了です。

ConoHa WING かんたんSSL有効化成功

これでConoHa WINGのワードプレス設定作業がすべて完了です。
最後にワードプレス管理画面にログインできるかどうかを確認しましょう。

ワードプレス管理画面にログインする

ConoHaの管理画面にワードプレスのリンクがあります。

ConoHa WING ワードプレス管理画面URL

リンクを押すと次の画面が表示されます。
ConoHa WINGにワードプレスをインストールする際に登録したユーザー名とパスワードを入力してください。

ワードプレス ログイン画面

無事ログインできれば次のようなワードプレスのダッシュボードが表示されます。

ワードプレス ダッシュボード

これでConoHa WINGの契約からワードプレスのインストールまですべての作業が完了です。
お疲れさまでした!

もっと気軽に、楽しく記事を書こう。

ConoHa WINGの契約からワードプレスをインストールするまでの流れ

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