SNSで暗号通貨の情報を追っていると「デルタ・ニュートラル(俗称:デルニュー)」ってキーワードをよく見かけるようになりましたね。
巷ではデルタ・ニュートラル戦略でトレードしている人たちのことをデルニュー戦隊と呼ぶらしいです。
わたしも「デルニュー戦隊、なにそれ。ギ〇ュー特戦隊みたいでかっこいいじゃん。」とか思いながら、デルタ・ニュートラル戦略でひとやま当てている人たちのツィートを眺めていました。
ここ最近本当にデルタ・ニュートラ戦略に関するツィートが多いので、これを機にオプション取引について勉強してみたいという方もいるのではないでしょうか?
そこで本日は、オプション取引の本当に初歩初歩、とっかかりとしておすすめできる書籍に心当たりがあったので紹介したいと思います。
うかる! 証券外務員一種 必修テキスト
はい。証券外務員1種試験のテキストです。
金融業界で働く人なら誰でも手に取ったことがある1冊ではないでしょうか?
証券外務員一種試験ではオプション取引も出題範囲となっているので、こちらのテキストでもオプション取引の解説章が含まれています。
おすすめする理由
オプション取引を学ぶ最初の参考書としてなぜ、証券外務員一種のテキストをおすすめするのかというと、とにかく内容が易しいです。
もともと証券外務員1種試験の受験者の多くが、金融系企業に就職した新卒社員なので、テキストも受験者層に合わせて作成されています。
また試験の出題内容も基礎理解力を問うものが多いので、オプション取引についても浅い部分だけをすくい取って丁寧に解説されています。
こんか感じで図解が多いです。
オプション取引は馴染みのない言葉がたくさん出てくるので、入門書でもいきなりトレード戦略について勉強をはじめるのは難しい気がします。
気をつけて欲しいポイント
もちろん純粋なオプション取引の参考書ではありませんからデメリットはあります。
- 証券外務員試験のテキストなので、デリバティブ以外の内容も多分に含まれています。
- 具体的なトレード戦略について解説してあるわけではありません。
ですので、すぐにでも実践的な理解を得たい人には向きません。
ただ、砂上の楼閣という言葉もあります。
まずは基礎の部分を固めてから、実践的な解説本を手にするのも選択肢かと思います。
ご参考になれば幸いです。
投資は自己判断でお願いします。