「ブログのレンタルサーバーどこにしよう?」
「サーバー処理速度に転送容量、それからマルチドメイン…結局何が重要なの?」
「ネットでおすすめされているレンタルサーバーって本当にいいの?落とし穴は?」
ワードプレスでブログをはじめるとき、必要になるものの1つがレンタルサーバーです。
おそらくレンタルサーバーを検討されているかたの多くが、ネットで調べてある程度目星を付けているのではないでしょうか?
そして迷っているのではないでしょうか?
ConoHa WINGとエックスサーバーどっちにしよう?って。
わたしも9月からワードプレスブログをはじめたので、レンタルサーバーについて、ネットでたくさん調べました。
すると、大体おすすめされているのが、ConoHa WINGとエックスサーバーなので、必然的にこの2つのレンタルサーバーを検討する状態になっていると思います。
わたしも相当迷いましたが、結局Conoha WING
に決めました。
なぜ、ConoHa WINGなのか?
今回はわたしがどういった基準でレンタルサーバーを検討し、ConoHa WINGに決めたのかについてご紹介したいと思います。
わたしもレンタルサーバーの選び方のブログ記事をたくさん読みましたが、結局検討するべきポイントは4つです。
反対にこれからブログをはじめる人は考慮しなくても良いと思える項目も多数ありました。
そういった情報もあわせてご紹介したいと思います。
- ConoHa WINGとエックスサーバーどちらのレンタルサーバーにするか決めかねているかた
- ブログ初心者向けにレンタルサーバーのポイントを知りたいかた
これからブログをはじめるかたがConoHa WINGとエックスサーバーで契約する場合、それぞれ次のプランをおすすめします。
おすすめプラン
・ConoHa WING ベーシックプラン
・エックスサーバー X10プラン
ポイント1 費用

レンタルサーバーは毎月費用が発生するものですから、なるべくお金はかけたくないですよね。
ブログをはじめたばかりならなおさらです。
それでは、ConoHa WINGとエックスサーバーの費用の比較をご覧ください。
ConoHa WING | エックスサーバー | |
おすすめプラン | ベーシック | X10 |
契約期間 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
初期費用 | 0円 | 3,300円 |
月額費用 (割引適用) | →931円 | 1,100円 |
年間費用 1年目 | 11,172円 | →11,500円 (4/15 18時まで、5,000円キャッシュバック!) |
年間費用 2年目 | 11,172円 | 13,200円 |
2021年4月13日時点でConoHa WING ベーシックプランのほうがランニングコストは安いです。
どちらのレンタルサーバーもよく割引キャンペーンを開催しています。
最新の料金は公式サイトを確認してみてください。
ConoHa WING 料金
エックスサーバー X10プラン 料金
独自ドメインの取得費用について
ConoHa WINGパックで契約した場合、独自ドメインが1つ永久無料で利用することができます。
エックスサーバーでも同様のキャンペーンを開催していますが、常時開催しているキャンペーンではないようです。
申し込みのタイミングでキャンペーンが開催されていないと、永久無料の特典は受けられません。
ConoHa WINGパックの独自ドメイン永久無料特典
.comや.netを含む12種類の独自ドメインが1つ無料で利用できます。
WINGパックを契約している間、更新料金も0円です。
エックスサーバーの独自ドメイン永久無料キャンペーン
対象ドメインがコロコロ変わるので公式サイトご覧ください!
ポイント2 サーバー処理速度

サーバーの処理速度はサイトの表示速度に影響する指標です。
サーバーの処理速度は速いに越したことはないですが、サイトの表示速度はサーバーの処理速度以外にも画像サイズやCSS、Javascriptの記述のしかたなどの影響を受けます。
常識的に遅すぎなければOKくらいの気持ちでチェックしました。
<検証方法>
両社のレンタルサーバーを使用しているブログをランダムに10サイトずつピックアップ。
PageSpeed Insightsで確認できる3つの指標で検証しました。
<指標の説明>
FCP:何らかのコンテンツと呼べるものが表示されるまでの時間
First Contentful Paint(単位:秒)
LCP:メインコンテンツが表示されるまでの時間
Largest Contentful Paint(単位:秒)
FID:クリックなど最初の行動ができるようになるまでの待機時間
First Input Delay(単位:ミリ秒)
まずはFCPとLCPを指標とした比較です。

つづいてFIDの比較です。
単位がミリ秒になっています。

ご覧の通り、両レンタルサーバーともにコンテンツの表示速度指標であるFCPとLCPで大きな差はありません。
FIDはグラフのメモリがミリ秒単位のため、ConoHa WING優勢に見えますが、実際の差はそれほど大きなものではありません。
実際にピックアップしたサイトを訪問してみても、ConoHa WING利用ブログとエックスサーバー利用ブログとで表示速度の違いはほとんど感じませんでした。
サーバー処理速度に関しては両レンタルサーバーともに互角といっていいでしょう。
繰り返しですけど、サイトの表示速度はサーバーの処理速度以外にも様々な要素で決まります。
あまり気にしすぎないようにしましょう。
ポイント3 バックアップ

バックアップはワードプレスのプラグインでも取得できますが、不測の事態でプラグインでのバックアップがうまく動作しない場合も考えられます。
そのため、レンタルサーバーで自動バックアップをしていると安心です。
ConoHa WING
- バックアップ日数
Webサイト、メール、データベースのデータ過去14日分 - バックアップ頻度
全プランで1日1回自動でバックアップ - バックアップ費用
すべて無料
エックスサーバー
- バックアップ日数
Webサイト、メールデータ:過去7日分
データベース:過去14日分 - バックアップ頻度
全プランで1日1回自動でバックアップ - バックアップ費用
すべて無料
ConoHa WINGのほうがバックアップ期間が長いところは嬉しいポイント。
実はエックスサーバーのファイル復元は一部有料だったのですが、2020年9月24日から完全無償化しました。
これからレンタルサーバーを選ぶ人はますますConoHa WINGかエックスサーバーか悩ましくなりますね。
ポイント4 使いやすさ

レンタルサーバーはSSL設定やドメインを管理する場所です。
そのため管理画面が使いにくいと不便な思いをすることになると思います。
ConoHa WING

フラットなデザインで洗練されています。
メール、サーバー、ドメイン、DNSが1つの画面で管理することができるので、初心者にもわかりやすいです。
エックスサーバー

老舗のサービスですからいたしかたないと思いますが、管理画面のデザインはだいぶ古い印象。
ConoHa WINGと比べると1つの画面にたくさんのリンクが同時に表示されていて戸惑いそうです。
またエックスサーバーは、アカウントとサーバーパネルで管理画面が2つに分かれています。
以上のことから、管理画面の使いやすさではConoHa WINGに軍配が上がりました。
比較検討しなくてよい項目

ConoHa WINGとエックスサーバーを比較するにあたって、次の項目はどちらのサービスを選んでもほぼ同じですので、気にする必要はありません。
転送容量
ConoHa WING、エックスサーバーともに十分な容量が確保されています。
また、ブログ初期段階で転送容量制限にあたることはまずないでしょう。
安定稼働
ConoHa WING、エックスサーバーともに問題なく稼働しています。
稼働実績はあくまで過去の話ですし、気にしてもしかたないというのが本音です。
無料独自SSL
今ではどのレンタルサーバーも無料で提供しています。
マルチドメイン対応
ConoHa WING、エックスサーバーともに無制限です。
またブログ初心者が複数ドメイン必要となるケースも少ないと思います。
データベース数
ConoHa WING、エックスサーバーともに上限なしです。
マルチドメインと同様、ブログ初心者は気にする必要ないでしょう。
カスタマーサポート体制
なかなか客観的に評価しづらいです。
対応してくれる人の能力次第で品質が大きく変わると思います。
まとめ
ConoHa WINGとエックスサーバーどちらも評判のよいレンタルサーバーです。
それ故にどちらにするべきか悩む人が多いと思います。
わたしの場合、費用>使いやすさ>バックアップ>表示速度の優先順位でレンタルサーバーを検討したため、料金の安さと管理画面の使いやすさで優れるConoHa WINGに決めました。
わたしの紹介した選びかたが正しいかわかりませんが、これからブログをはじめるかたの参考になったのならうれしいです。