【まとめ】ConoHa WINGパックの契約・解約・プラン変更で注意すべき7つのポイント

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ConoHa WINGパックで注意すべき7つのポイント

ConoHa WING はGMOインターネットが2018年9月から提供をはじめたレンタルサーバーサービスです。
業界の中では後発ながらも、国内最速クラスのサーバー処理速度、それでいて安い!ということで、急速にシェアを伸ばしています。

今回はConoHa WINGパックの契約・解約・プラン変更で注意するべきことについてまとめました。
特に契約の自動更新は曲者です!(GMOさん流石、抜かりないっす!)

まずはじめに、WINGパックの契約状況の確認方法と更新設定をご紹介。
続いて、本題のWINGパックで契約する前に知っておくべき注意事項を7つご説明します。

ぜひご一読ください。

この記事の重要ポイント
  • 自動更新の場合、契約更新日は「契約満了日の30日前」!
  • 現行プランから下位プランに変更した場合、差額分の返金なし!
この記事の目次

WINGパック契約状況の確認方法

ConoHa WINGパックの注意事項について説明する前に、現在の契約状況を確認します。
みなさんもご自身のConoHa WING 管理画面で契約状況がどうなっているか確認してみてください。

「サーバー管理>契約情報>サーバー情報」と進みます。
「プラン」項目にてWINGパックの契約状況が確認できます。

ConoHa 契約情報

画像の場合、自動更新が「ON」2021年11月1日に契約満了という契約状況を示しています。

WINGパックの更新方法

WINGパックの更新方法は自動更新と手動更新の2つがあります。

ConoHa 更新方法

自動更新の設定

自動更新はプランの「自動更新」項目で「ON/OFF」を設定します。

ConoHa 自動更新

自動更新をONに設定していると、文字通り契約期間が自動で更新されます。
12ヶ月のWINGパックで契約した状態で自動更新された場合、12ヶ月のWINGパックで契約が更新されます。
前回と同じ契約で更新されるイメージです。

自動更新は「契約満了の30日前」に実行されることに注意してください。
後ほど詳しく説明します。

手動更新のやり方

手動更新は任意のタイミングで契約を更新する方法です。

「契約満了日」項目内にある「契約更新」というリンクを押します。

ConoHa 手動更新

「次回契約期間」から契約期間を選択します。

ConoHa 手動更新 次回契約期間選択

支払金額の表示が更新されます。
表示金額を確認して「はい」を選択すれば更新完了です。

ConoHa 手動更新 更新完了

手動更新はいつでも行うことができます。
契約期間中に手動更新した場合、「現契約の契約満了日+手動更新した契約期間」で契約満了日が更新されます。

<例>
①2020年10月1日:12ヶ月でWINGパックを契約→契約終了日:2021年9月30日
②2021年3月15日:手動更新で6ヶ月の契約更新→契約終了日:2022年3月31日まで延長

ConoHa WING 契約期間中に更新した場合の契約更新イメージ

【要注意】WINGパックの自動更新は「契約満了日の30日前」

WINGパックの更新方法で自動更新がONで設定されている場合、「契約満了日の30日前」に契約が更新されます。

自動更新処理がされた場合、すでに契約期間が延長となっているので自動更新後の契約満了日が到来するまで解約はできません

ちなみに、ConoHa管理画面の初期設定では自動更新がONに設定されています。

ConoHa 自動更新の初期設定はONの状態

WINGパックの解約方法

WINGパックの解約手続きは契約満了日後から行うことができるようになります。

つまり、WINGパックを解約するには、契約満了日の30日前までに自動更新をOFFに設定しておく必要があります。

更新料金についてキャンペーン割引は適用されない

次の2つの画像はどちらもConoHa WINGの公式サイトに掲載されている料金表です。

1枚目はConoHa WING 2週間記念キャンペーンで掲載されている料金表で、2枚目はWINGパックの料金ページに掲載されている料金表です。
一見同じですが、赤枠で囲った基準となっている金額と割引率の表示が異なります。

ConoHa WINGパック 2周年記念キャンペーン 料金表
ConoHa WING 2周年記念キャンペーン 料金表
ConoHa WINGパック 料金表
ConoHa WINGパック 料金ページ

キャンペーンページではWINGパックの通常の長期利用割引価格を基準として割引表示をしているのに対して、料金ページでは時間単位料金の通常プランの最大月額料金を基準としてキャンペーン適用後の割引表示しているため、2つの料金表で割引率の表示が異なっています。

ConoHaWINGパック 料金表の解説

料金ページで通常の長期利用割引価格からさらにキャンペーン割引が適用された価格であることが一見してわからないため、キャンペーン価格で申し込んだ方は、更新時に値上げされたように錯覚するかもしれません。

ちなみに、更新料金についてはキャンペーン割引が適用されず、通常価格での更新となることは管理画面で確認済みです。
手動更新で表示される支払金額はWINGパックの通常料金10,800円(ベーシック月額900円×12ヶ月)で算出されています。

ConoHa WING 更新時の支払金額

ConoHa WINGパックは通常の長期割引利用価格でも十分安いですが、せっかく新規契約するならキャンペーンが開催されている期間に申し込みたいですよね。

ConnoHa WINGのキャンペーン情報は、ConoHa WINGトップページもしくは、各ページに表示される次のようなバナーから確認できます。
キャンペーン情報が気になるかたは申し込みの前にチェックしてみてください。

ConoHa WINGパック 割引バナー

WINGパックから通常料金への変更はWINGパックの契約満了後に切り替わる

WINGパックから通常料金への変更手続きはコントロールパネルからいつでも行うことができますが、通常料金へ切り替わるのはWINGパックの契約満了後です。

WINGパックから通常料金への変更は契約中のWINGパックの契約満了後
  • 通常料金へ変更適用されてから1ヶ月間料金タイプの変更ができなくなります
  • 通常料金に切り替わると無料独自ドメインについては翌年以降の更新費用が発生します。

WINGパック→通常料金への変更方法

「サーバー管理>契約情報>料金タイプ変更」と進みます。

ConoHa 料金タイプの変更方法

料金タイプの変更画面が出現します。
「変更後」の項目で「通常料金」を押してください。

ConoHa 通常料金へ変更

「プラン変更後の料金」の表示が通常料金の金額に切り替わります。
「決定」を押せば手続き完了です。

ConoHa 通常料金への変更を完了

通常料金からWINGパックへの変更は手続き時点からWINGパックに切り替わる

通常料金からWINGパックへの変更手続きを行った場合、手続き完了時点でWINGパックに切り替わります

WINGパックから通常料金へ変更する場合と切り替わるタイミングが異なるのでご注意ください。

通常料金からWINGパックへの変更は手続き完了時点から

通常料金からWINGパックへの変更手続きを行った時点までの通常料金課金分は翌月請求となります。

通常料金→WINGパックへの変更方法

「サーバー管理>契約情報>料金タイプ変更」と進みます。

料金タイプの変更画面が出現します。
「変更後」の項目で「WINGパック」を押してください。

ConoHa WINGパックへ変更

WINGパックの「契約期間」を選択、「決定」を押せば手続き完了です。

ConoHa WINGパックへの変更を完了

WINGパックの契約期間の変更は変更前の契約期間満了後に適用される

WINGパック契約中も契約期間の変更手続きは可能ですが、変更が適用されるのは変更前契約期間満了後からです。

WINGパックの契約期間変更が適用されるのは変更前の契約期間満了後

契約期間を短くする場合も長くする場合も変更が適用されるのは変更前契約期間満了後からです。

WINGパック 契約期間の変更方法

「サーバー管理>契約情報>料金タイプ変更」と進みます。

料金タイプの変更画面が出現します。
「変更後」の項目で「契約期間」を選択してください。

ConoHa WINGパック 契約期間変更

「契約期間」を選択すると「プラン変更後の料金」の表示金額が変わります。
「決定」を押せば手続き完了です。

ConoHa WINGパック 契約期間の変更完了

契約期間中に現行プランから上位プランに変更する場合、残りの契約期間は上位プランと現行プランの差額を支払う

WINGパックの契約プランを現行プランから上位プランに変更する場合、手続き完了時点で上位プランと現行プランの差額分の決済が行われ、契約プランは上位プランに変更されます。

WINGパック 契約期間中に上位プランに変更した場合の差額決済

<上位プランに変更する場合の差額計算方法>

  1. 上位プランと現行プランを当初の契約期間日数で割って、一日あたりの金額を算出
  2. 上位プランの日割り額-現行プランの日割り額=日割りの差額
  3. 日割りの差額×プラン変更時の契約期間の残日数=プラン変更で支払う金額

<例>

2020年11月1日:ベーシックプラン3ヶ月契約(契約満了日は2021年1月31日)

2020年12月20日:スタンダードプランに変更

<プラン変更による支払金額>

契約期間日数=91日(2020年11月1日~2021年1月31日)

ベーシックプラン(1,100円/月)日割り額=36円

スタンダードプラン(2,300円/月)日割り額=75円

スタンダードプランとベーシックプランの日割りの差額=39円

契約期間の残日数=43日(プラン変更日から起算) プラン変更で支払う金額=1,677円(39円×43日)

プランの変更方法

「サーバー管理>契約情報>プラン変更」と進みます。

ConoHa WINGパック プラン変更方法

プラン変更画面が出現します。
「変更後」の項目でプランを選択して、「決定」を押せば手続き完了です。

ConoHa WINGパック プランの変更完了

【要注意】契約期間中に現行プランから下位プランに変更する場合、残りの契約期間で差額の返金なし

WINGパックの契約プランを現行プランから下位プランに変更する場合、手続き完了時点で契約プランは現行プランから下位プランに変更されます。

ただし、現行プランから上位プランに変更するときと違って、差額分の決済は行われません。

したがって、契約期間の残日数に応じた差額の返金はありません

WINGパック 契約期間中に下位プランに変更した場合、差額の返金はされない

まとめ

WINGパックの契約・解約・プラン変更について、もっとも注意しなければならないのは、契約更新日です。

WINGパックの更新方法で自動更新がONで設定されている場合、契約更新日は「契約満了日の30日前」となります。

「契約満了日の30日前」が到来すれば、契約期間が自動的に延長され、解約ができなくなります

公式サイトの目立つところに記載がないですし、契約満了日=契約更新日という思い込み(普通の感覚だと思いますが)から、「契約満了日の30日前」ルールにほとんどの人が気づかないと思います。

WINGパックの契約期間の見直しや解約する場合は、自動更新をOFFに設定してください。

「契約満了日の30日前」ルールが一番厄介なので、忘れっぽいかたは契約更新日のアラーム設定などで対策をしておくことをおすすめします。

わたしの場合、Googleカレンダーで契約満了日の前月中に契約見直しのアラームを設定しました。
大丈夫かな~(まだ心配)。

ConoHa WINGパックの注意すべきことについて、たくさん書いてしまいましたが、高性能かつ低価格(おまけに独自ドメイン一つ無料)を両立しているConoHa WINGパックはひいき目なしにおすすめできるサービスです。

これにて説明は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

もっと気軽に、楽しく記事を書こう。

ConoHa WINGパックで注意すべき7つのポイント

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