ブログなどでおすすめされているWordPressテーマと実際に使われているWordPressテーマそれぞれの傾向について気になったので調査してみました。
- 直近でおすすめされているWordPressテーマの傾向がわかる
- ビッグキーワードで上位表示されているサイトのWordPressテーマ傾向がわかる
結果的にテーマ選びの参考情報になるかと思います。
この記事を書いたきっかけ
ネットで『WordPressテーマ おすすめ』と検索すると、有料テーマ・無料テーマ問わず、たくさんのサイトでWordPressテーマのおすすめ記事が検索結果に表示されます。
本当にそれだけたくさんのテーマを使ったうえでおすすめされているのか?という疑問はさておき、複数のサイトを横断して見たときにどのWordPressテーマがおすすめされているのか?単純に気になったので自分で調べてみようと思いました。
ただし、おすすめされているWordPressテーマの傾向が実際に使われているWordPressテーマの傾向と同じとは限らないでしょう。
となればWordPress使用サイトをサンプリングして実際に使用されているWordPressテーマの傾向も調べてみた方が有益な情報になりそうです。
というわけで、WordPressテーマのおすすめ傾向だけでなく、実際に使われているWordPressテーマ傾向についても調べてて結果をまとめています。
調査方法
おすすめされているWordPressテーマの傾向
Google 検索エンジンで『wordpressテーマ おすすめ』と検索した際に表示された上位10ページを対象に、どのWordPressテーマがおすすめされているのかを調査しました。
各WordPressテーマが10ページ中何ページで紹介されていたかを集計してまとめています。
実際に使用されているWordPressテーマの傾向
WordPressテーマ購入時期で傾向が変ることが予想されますが、ある程度運営実績のあるサイトのWordPressテーマ使用傾向の方が読者にとって有益であろうと予想します。
そのため、今回はビッグキーワードと呼ばれる検索キーワードで検索した際に表示されたページの内、WordPressテーマを使用している上位10サイトを対象に使用しているWordPressテーマを調査しました。
なお、ジャンルによる使用テーマの偏りを考慮するため、調査は10キーワードで行いました。
合計で100サイトのWordPressテーマを調査しています。
- WordPressテーマ系ビッグキーワード
- レンタルサーバー系ビッグキーワード
- アフィリエイト系ビッグキーワード
- 副業系ビッグキーワード
- ダイエット系ビッグキーワード
- 美容系ビッグキーワード
- 学習系ビッグキーワード
- フィットネス系ビッグキーワード
- フードデリバリー系ビッグキーワード
- 食材宅配系ビッグキーワード
【結果発表】WordPressテーマ おすすめ傾向
まずはおすすめ記事の調査結果から。
有料テーマと無料テーマ分けて報告します。
掲載数が多かった有料テーマ トップ3
第1位 AFFINGER
9記事で掲載
\ 「稼ぐ」に特化したWordPressテーマ /
第2位 THE THOR
8記事で掲載
\ 集客・収益にこだわったWordPressテーマ /
第3位同率 JIN&SANGO
7記事で掲載
\ アフィリエイトのノウハウを凝縮 /
\ ユーザーフレンドリーを追求 /
【調査データ】WordPressテーマ おすすめ記事での掲載数 有料テーマ版
10記事中9記事で紹介されていたAFFINGERが最多紹介テーマとなりました。
2番目はTHE THOR(8記事)、3番目はJINとSANGO(7記事)という結果となりました。
AFFINGER人気ですね。実際わたしも2年ほど前にWordPressテーマを検討していた身ですが、その当時もAFFINGERとTHE THORはおすすめテーマとしてよく取り上げられていました。
一方で見かけなくなったなと思ったのがDiver。
当時はもっと多くのサイトでおすすめされていたように思います。
THE THORが2番目に掲載率高いけど本当?
私がかつて使用していたTHE THORが第2位という結果になりました。
わたしは過去にTHE THORを実際に使って挫折した経験があるので、THE THOR はWordPressブログ初心者にはおすすめできないテーマだと思っています。
さらに云うと、THE THORよりも現在もこのサイトで使用しているSWELLの方が遥かに使いやすく、おすすめなのですが、SWELLよりもおすすめ記事掲載率が高いという結果なのもちょっと腑に落ちないところです。
掲載数が多かった無料テーマはCocoon!
【調査データ】WordPressテーマ おすすめ記事での掲載数 無料テーマ版
10ページ中9ページで紹介されていたCocoonが最多紹介テーマとなりました。
わたしも無料テーマと聞かれれば、Cocoonを最初に思い浮かべますね。
2番目はXeory(8ページ)、3番目はLuxeritasとLIONとLightning(7ページ)という結果となりました。
【結果発表】実際に使われているWordPressテーマの傾向
続いて実際に使われているWordPressテーマの傾向についてです。
ビッグキーワードで上位表示されていた100サイトを対象に使用しているWordPressテーマの傾向を調査しました。
対象サイトが使用しているWordPressテーマはソースコードの目視確認で判定しています。
そのため、ソースコードからWordPressテーマを特定できない場合は『不明』としています。
もっとも使われていたWordPressテーマ トップ3
第1位 AFFINGER
22サイト
\ 「稼ぐ」に特化したWordPressテーマ /
WordPressテーマ おすすめ傾向調査でもっとも掲載率が高かったAFFINGERがもっとも多くのサイトで使用されているテーマという結果となりました。
今回はビッグキーワードで上位表示されたページを対象に調査を行ったため、(1)数年以上前にWordPressテーマを購入してブログ運営を開始している(2)ブログ運営に本気(ガチ勢)のサイトが対象となっていることが予想されます。
AFFINGERは収益化を目的としたWordPressテーマを標ぼうしており、また少なくとも2016年から販売されているWordPressテーマなので、この6年の間にブログで本気で稼ぎたい人たちの心をしっかり掴んだ結果なのかなと思います。
第2位 SWELL
11サイト
\ 完全ブロックエディター対応 /
WordPressテーマ おすすめ傾向調査で4番手だったSWELLがAFFINGERに次いで使用率が高いWordPressテーマでした。
ビッグキーワードの上位表示はサイトの運用歴が長い傾向にあると考えていたので、リリース時期が他のテーマよりちょっと遅めのSWELL(2019年リリース)を使用しているサイトはそれほど多くないと予想していましたが、いい意味で裏切る結果を出してくれました。
SWELLは他のWordPressテーマから乗り換えるためのサポート用プラグインがいくつか用意されているので、SWELLリリース前から上位表示されていたサイトからの乗り換えが一定数あったのではないかと思います。
第3位 SANGO
9サイト
\ ユーザーフレンドリーを追求 /
デザインとアニメーションの心地よさが特徴のSANGOが3番目に使用率が高いWordPressテーマという結果となりました。
わたし自身SANGOを使用したことがないので、以下公式サイトを確認した情報となり恐縮ですが、2022年9月4日時点でSANGOはSWELL同様ブロックエディター完全対応テーマとなっております。
デモ動画を拝見しましたが、ブログ初心者でもさくさく執筆できそうなエディター画面という印象です。
実はSANGO公式ブログでSANGOとSWELLのブロックエディターの違いについて見解が述べられているのですが、SWELLはブロックの使いやすさ、SANGOはブロックの拡張性に力を入れている印象とのことです。
当該記事を拝見するとSWELLはあらかじめ設定しておくカスタム書式がマウス操作のみで完結する一方で、SANGOは独自のパターンライブラリサイトからカスタム書式データを取り込んで設定する仕様となっています。
SANGOの方が設定にひと手間かかりそうですが、その代わりに書式パターンはSWELLよりも圧倒的多い32種類と拡張性が強いことがうかがえます。
例えばグラフブロックや画像比較ブロックなどSWELLにはないブロックが豊富に用意されています。
ブロックエディター対応WordPressテーマといえばSWELL一択だったのですが、今回の調査でSANGOも公式ブログでSWELLとの比較記事を出すくらいブロックエディター対応に自信があることがわかり、認識を改める必要があるかもしれません。
【調査データ】ビッグキーワード上位表示サイトで使用されているWordPressテーマ(実数)
【調査データ】ビッグキーワード上位表示サイトで使用されているWordPressテーマ(割合)
SWELLはまだまだシェアが低い?老舗サイトはまだまだAFFINGER愛用してそう
調査結果 まとめ
おすすめされているWordPressテーマ AFFINGER
実際に使用されているWordPressテーマ AFFINGER
正直実際に使用されているWordPressテーマに関しては、ブロックエディター対応のSWELLが最多になるのではないかと予想していました。
結果としては2位の11サイトでしたが、もっとも多かった AFFINGER(22サイト)の半分とかなり大きな差がつきました。
それでもSWELLのリリースが2019年と比較的新しかったことを考慮すると、急激にシェアを伸ばしているとも言えそうです。
このあたりの結果はまた時間をおいて、再調査することで傾向を確かめられたらなと思います。
やっぱりSWELLが好き
- 完全ブロックエディター対応
- オリジナルブロック多数搭載
- 買い切り型 ¥17,600(税込)
- 最新のブロックエディター『Gutenberg』に完全対応で記事作成が簡単
- マウス操作だけでデザインできる手軽さ
- FAQの構造化データ対応・表示高速化機能などSEOにも配慮されている
(開発者はSEO SIMPLE PACKを開発したその人) - 機能追加のアップデートの多さ
- 一度購入すれば追加費用が掛からない買い切り型
(それでいて追加機能もしっかり使える!) - マニュアルが画像付きで分かりやすい
- 開発者の熱意
(WordPressのメジャーアップデートにも事前対応)
(ユーザーの声を取り入れた機能追加が多い)
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